のは思ったより簡単ではありませんでした
C#のライブラリにおいて、1つのdllで動作するものは少なく、複数のdllで動作することが多いからです。また、そのC#のライブラリだけでなく、標準の.NET Frameworkのライブラリが必要な場合もあります。同じフォルダに入れておけば良いのか、参照設定が必要なのか、パッと分かりません。。。
私の場合どうしたかと言うと、
Visual StudioのNugetでC#のライブラリをダウンロードし、それが動作するプロジェクトを作成します。あとはビルドすればReleaseやDebugフォルダに必要なdllがコピーされますので、それらを使いました。
以下は、統計解析Rを.NET Framework上で扱うためのライブラリ「R.Net」を動作させるのに必要なdll群です。
C#のライブラリをIronPython上で使えるようにするまでの大まかな手順
Visual StudioのC#のプロジェクトを作成します
Nugetして必要なライブラリをダウンロードします
C#で動作の確認を行うプログラムを作成しビルドします
ビルドし、動作を確認します
IronPythonのLibフォルダにコピーするファイルを準備し、コピーします。
- 作成されたdll群
- IronPythonで使う際に必要な
__init__.py
を作成します。- パスの設定
- 必要なdllの参照設定
- IronPythonから簡単に機能を呼び出すための関数やクラスの作成
あとはimportすれば使えます。実際にはそれぞれのライブラリで扱い方はずいぶん異なります。