「warning MSB3270」が発生する場合
実行は可能ですが、警告を出さないようにするには、全てのプロジェクトを「x86」か「x64」で統一します。
「warning MSB8030」が発生する場合
恐らく、C++/CLIで発生していると思います。以下のようにサブシステムを「Windows」に設定してみてください。
ソリューション エクスプローラー ⇒ 該当のプロジェクトの右クリック ⇒ プロパティ ⇒ リンカー ⇒ システム ⇒ サブシステム ⇒ Windows (/SUBSYSTEM:WINDOWS)
「信頼性の高い発行元からのプロジェクトのみを開くようにしてください。プロジェクトファイル xxxx は、完全に信頼された発行元からのファイルではない可能性があります。・・・」という警告が出る場合
私が、プロジェクトにコード証明書を入れておけば発生しません。しかしコード証明書は買わなくてはなりません。年間費用もそこそこするので、サンプルプログラムには、残念ながらコード証明書は入っていません。心配な方は、コードはテキストエディタなどで確認してもらって、ビルドはしないようにして頂けると助かります。
サンプルプログラムの実行において、「モジュールの"***"のシンボルが読み込まれませんでした。」という警告が出る場合
C#のデフォルトでは、「NuGet Package」や「.NET Frameworkのアセンブリ」にステップインすることが無いように設定されています。これは、「マイコード」かどうかで判断しています。
警告は、サンプルプログラムのdllが、「マイコード」では無いと判断されていることを示しています。以下の方法で解除できます。
- [ツール]メニューの[オプション]をクリックします。
- [デバッグ]ノードを展開し、[全般]をクリックします。
- [マイ コードのみを有効にする]をオフにします。
ただし、シンボルの読み込みに非常に時間がかかる場合があるので、注意してください。その場合は、 [マイ コードのみを有効にする]をオンにしてください。
.Netのバージョンの不整合
C++/CLIのプロジェクトについては、開いた際に.Netのバージョンを上げるかどうかのダイアログが表示されることがあります。
この時は注意です。C#のプロジェクトは自分で.Netのバージョンを変更しないといけません。